焚き火を複数回した結果として、なんとなく、ないと困るもの、あった方が良いものがわかってきた気がするので、メモしておきます。まあ、どれもあったらあったで使うのですが、全部最初からそろえるのはしんどいですからねー。
(焚き火台、焚き木、チャッカマンなどは必須として)
↓初回のときの記事です。不慣れなのもあり、思い切りが足りないですね。
必須に近い道具
火吹き棒
酸素を送り込むのに最適なのはやはり火吹き棒なので必須かな、と思います。長さは60cmぐらい欲しいので、セリアの火吹き棒(40cmぐらい)だと多分しんどいですが、やることはパイプで息を吹き込むだけなので、Amazonで売ってる適当な製品で十分事足ります。収納ケース付きのものの方が便利に使えます。
焚き火用トング
焚き木や炭の場所調整はどうしても必要になるので、ないと困ります。焚き火用の革手袋などもありますが、結局一番便利なのはトングです。焚き火用の革手袋も買ってみましたが、暑い/熱い/細かな作業はできないので、ミトン代わりに使うことがない場合は結局トングばっかり使います。
軍手や防刃手袋など
焚き木は基本的にささくれがあるので、素手で扱うべきではないです。また、ささくれを除いても、手の防御と手先の動作を両立させるにはやはり軍手が便利です。子どもも参加するなら、子供用も用意した方が良いですね。
ナイフを使う予定があるのであれば、ミドリ安全などの有名メーカーの防刃手袋を買うのも良いです。非常に作業がしやすく、おすすめです。
あると便利な道具
着火剤
針葉樹であれば割と簡単に火が付くのですが、キャンプ場で販売されている焚き木が広葉樹の場合、着火させるのは結構骨が折れます(PICAに行ったときに初めて広葉樹の薪を使いましたが、かなりてこずりました)。
着火剤を使わずに対応するのが楽しいところですが、うまくいかない場合用に用意しておいた方が良いです。尚、牛乳パックでも代用は出来ますが、火の粉が結構飛ぶのと、持続力がないため、結構見ていないといけないので、そこまでおすすめはできません。
麻紐
ほぐして使うと着火剤を使わない場合の焚き付けとして便利です。これだけではどうしようもないですが、その辺の小枝+麻紐で大抵はなんとかなりますし、安いので持っておくと便利です。ほぐした麻紐に火をつけると驚くほど燃えます。
うちわ
火吹き棒で吹くのは楽しいのですが、火吹き棒で吹いていると他のこと(会話など)が何もできないので、うちわも持っていった方がいいです。
焚き木運搬用の容器
なんでもよいのですが、括られた焚き木は運びづらくて仕方がない上、ささくれが刺さるリスクがかなりあるので、なんらか用意した方が良いです。湿気も気になりますしね。
不要な厚手のトートバッグなどでも良いですし、マルチに使える以下のグッズなども良いですね。
ナイフやナタ
販売されている焚き木が太い場合に割るという選択肢がないとしんどいです。センターハウスで割れたりもしますが、手元で割れた方が楽です。最も安く手に入れるのであれば、定番のモーラナイフのステンレスが2000円ちょっとなので安いですね。ヘビーデューティーじゃない方でも割れます。
尚、モーラナイフは価格なりにオモチャ感があるので、こだわるなら店舗でもう少し高い価格帯のナイフを見る方がいいと思います。
ノコギリ
太さの調整はナイフやナタでできますが、長さの調整はノコギリがないとできません。意外と焚き木の長さが焚き火台のサイズ感だと大きい瞬間があるので、選択肢として持っておくと少し捗ります。折り畳みのもので十分です。
必須ではない道具
焚き火シート
環境配慮のためには必要、という話もありますが、そもそも焚き火台を使う理由が環境配慮なので、別に必要ないと思います。草が生い茂ってるところでも、草はそんな簡単に燃えません。ただ、あると脇に物を置いたりできて便利な側面はありますし、安いものなら数千円なので、あえてケチる必要もないのですが。
焚き火用の革手袋
焚き火用のトングで対応できるので、正直いらないです。数千円程度の商品を使う場合は普通にそこそこ熱さは感じますし…。軍手類+トングの方が動きやすいです。
厚手のアルミホイル
アルミホイルで焚き火台を覆うと撤収が簡単、という話で購入しましたが、覆うのが大変だし、別にそんなに洗うのは大変じゃないし、というのでほぼ使っていません。
ガストーチ
着火剤で書いたことと若干矛盾しますが、ガストーチの火力を使う必要があるタイミングは滅多に訪れないので、料理で使わないならチャッカマン程度の火力で足ります。
まとめ
「火吹き棒」「トング」「軍手」があれば大体どうとでもなる感じです。ほかは都度買い足していけば良いかなと思いますが、あれば便利なものはやはり持っていると使うタイミングがあるので、使ってみたいな、というものがあれば初回からでも買っていくといいかもですね。
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